先日某所にて、蓄音器でSPレコードを聴く機会がありました。


(お好きな方は、多分、どこの何という場所かをよくご存じなのでは
ないかと思います。個人ではなく自治体の持ち物です。)


色んな蓄音器を見せて頂いて、聴き比べも出来たんですが
そういやワタシ、蝋管の実物を見たのは初めてだったです。
男性の低音は紙のラッパが向いている、とか、この蓄音機は
弦楽器向き、これはオーケストラに向いている、等
違いを教わったり。



クレデンザで聴いたオーケストラの音には、ホンマもう圧倒されました。




ワタシ自身はCDが普及して以降にクラシック音楽を聴き始めたもので、
残念ながらLPで聴いた経験も無かったのですが、

説明して下さった方が

「レコードは、200分の1の音を聴いているんですよ」

と仰ったことが印象に残っています。




(なので、どの演奏者の何の曲を聴いた、とかはメモしないでおこうかと。
これこれの盤を聴きに行きたい、とか後からまた思ってはイカンし。
複数枚あるうちの盤を選んでかけて下さっている様子でしたから。
たまたま出向いた際、その時に、聴くことが出来た音を大事にしないと。)


譜面