境山の文机

ヘルマン・アーベントロート(1883~1956年)について調べています。 http://sakaiyama.jp/

アーベントロート教授。

アーベントロート指揮、ベートーヴェン第9・ロシア語版、1951年

ロシア語版の第9て、ガウク&モスクワ放送響第4楽章プレスト以降、廃盤)
ってのもあるらしいのですが

http://www.hmv.co.jp/product/detail/1447834


今度、CDでロシア語の第九、アーベントロート指揮ソ連国立交響楽団&合唱団
1951年2月1日@モスクワ音楽院大ホール、が出ます。
10月20日発売予定。

ベートーヴェン:交響曲第9番二短調 op.125『合唱』(歌唱:ロシア語)
N. Shpiller(ソプラノ) Z. Dolukhanova(アルト) N. Khanaev(テノール) A. Baturin(バス)
ソ連国立交響楽団&合唱団 ヘルマン・アーベントロート(指揮)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4212708


ちょっと前にCD-Rレーベル・LANNEでこんなん出てました。
たぶん、上記と同じ録音なのだろうと思います。
このCD-Rの方はもう入手可能なので、ワタシは先月末ゲットして聴きましたが
ロシア語版て、言葉分からないなりに聴いても面白いです。
(何となく耳で覚えている、いつものドイツ語の方のんとの違いが。)

LHC4002 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」(ロシア語) (1951 モスクワ)MONO
アーベントロート指揮USSRSO
(S)N.Shpiller(MS)Z.Dolukhanova(T)N.Khanaev(B)A.Baturin
http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/cdrlannenew


・・・・・で、以下はワタシの曖昧な記憶が元の話。

数年前にネットでモスクワでのアーベントロート指揮第9が話題になった情報を見かけたことがあるような気がするんです。

5年位前だったか、あるいは3年位前だったか、私もメモせずに記憶に残しただけの曖昧な情報ではあるのですが、それは多分、個人サイトの日記か掲示板だったと思う。
書き手が、どうやらロシアの怪しいレーベルで個人で入手したような感じの書き方でレーベルもCD番号も不明でした。初CD化かどうかも不明だった。
当時、それとは別のブログの方(海外通販には大変慣れていた方)が、ロシアのショプとの買い物でトラブルが起きたことを書かれていたのを目にしていたので、自分自身もチャレンジしてみたかったけれど、余りにも
リスキーだったのでぐっと我慢した。
それで記憶に残っていた次第。


なので、今回出てきた1951年アーベントロート指揮ロシア語版第九は、

初CD化ではないかもしれない。








没後55年、アーベントロート

2006年はアーベントロート(1956年5月29日没)の没後50年だったので、
多少話題にはなったのですが、

2011年が没後55年、という話をしてるのは、ワタシ位なんでしょうか。


指揮者  Hermann Abendroth   ヘルマン・アーベントロート
(1883年1月19日生-1956年5月29日没)



昨年夏ターラから出たTAH693(ピアノはムスリン、コーツ)で
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番と
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

がCD化された位で、

他は、既出録音が再CD化、な相変わらずの状況が
ここ数年続いております。
アーベントロート教授の録音に関して。

ワタシがアーベントロート・ディスコグラフィー・サイトを立ち上げた
2002年のあの頃に比べて、若干変わったこと。

2006年没後50年に色々出た情報とか
http://www.dra.de/online/hinweisdienste/musik/2006/mai29.html


ドイツでアーベントロートに関する本が出たこととか


未CD化の録音がまだまだある、ということを通販サイトの書き手も
言及するようになってきていたりすることとか、かなぁ。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3873339



あ、あと、クナッパーツブッシュ・サイトのSyuzoさん
教えて頂いて読んだ

フルトヴェングラー (筑摩選書)(奥波 一秀)

アーベントロートに関しても色々書かれてました。
一部「?」と思う記述もあるが、
結構よく調べておられるな~~と思ったです。









約4年振りにTahraが出す、アーベントロート未CD化録音。

Tah 604/605が出て以降、ず~~っとアーベントロート指揮の録音は既出録音CDしか出てきてなかったんですが、


Tahra TAH693 (2010年08月21日発売)



やっとTAHRAが出してくれました。
まだCD化されてなかった、アーベントロート指揮の録音を。


@HMV のサイトから参照:

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3873339

>TAH693
>ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番Op.58
>ブランカ・ムスリン(ピアノ)
>ライプツィヒ放送交響楽団
>ヘルマン・アーベントロート(指揮)
>録音時期:1950年3月27日
>録音方式:モノラル(セッション)

>チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番Op.23
>ギュンター・コーツ(ピアノ)
>ライプツィヒ放送交響楽団
>ヘルマン・アーベントロート(指揮)
>録音時期:1950年9月18日
>録音方式:モノラル(セッション)



ところで

>ドイツ各地の放送局には90もの未CD化の録音が眠っているといわれています。

と書いてあるのは、

50. Todestag von Hermann Abendroth (DRA)

DRA(Deutsches Rundfunkarchiv)のサイトで、Hermann AbendrothについてのPDFファイルが22ページ出ている、 その中の、まだCD化されていないと思われる録音のことを言っているのだろうと思います。

今回CD化された1950年のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番・ムスリン(ピアノ)と1950年のチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番・コーツ(ピアノ)、 この2曲も、DRA(Deutsches Rundfunkarchiv)のサイトのこのPDFファイルのリストの中に載っています。




あ、あと、CD-Rレーベルからでしたら、昨年ですが、未CD化だった録音のが出ています。

RICHTHOFEN DISC RICHT 88068(2009年11月発売)
(注:CD-R)

歴史的録音復刻CD-Rレーベル「 RICHTHOFEN DISC 」から出たSP復刻。
パリ音楽院管とのレーガーはこれ以外では聴けないのではないかと。
(ポポフ2番は、大分前にCD化されたことがありました。)

アリアCD のサイトから参照:

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/richthofen

>G.ポポフ:交響曲第2番OP.39 ”Patria"、ライプツィヒ放送響(1952年 録音)
LP URANIA URLP7163 モノラル

>M.レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲OP.132、パリ音楽院管(1941年 12月9日 パリ録音)
>全曲の録音はされなかったようです。(戦火でのパリ音楽院管との唯一録音された歴史的音源の復刻)レーガーの変奏曲は第1,2,3,5,6,7,8、のみの収録です。
(F)Gramophone DB 5197/8 モノラル



*アーベントロート新譜情報は下記にいつもまとめております。

http://www18.ocn.ne.jp/~dirigent/new_cd.html





緻密な作業はいつもドイツ人か日本人が

スタニスラフ・モニューシュコ (Stanislaw Moniuszko 1819-1872)


という、ポーランド人指揮者・作曲家のことをググッてたらば

平岩理恵さんという方の

論文と、


スタニスワフ・モニューシュコの歌劇 《ハルカ》における諸版比較研究
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/sekiguchi/Prace%20dyplomowe/HiraiwaRieMoniuszkoHalka.pdf



こういうページを見つけた。


ワルシャワの歌劇場から
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/sekiguchi/eseje/hiraiwa.htm




平岩理恵さんは、2001年?2003年ポーランド政府給費留学生として
ワルシャワ大学に留学され、モニューシュコについて一次資料に
あたって研究されていた様子。


ポーランドの音楽学者や学生たちが

「 こういう緻密な作業はいつも

ドイツ人か日本人がやってくれるので助かる 」


とか言っちゃってたそうで(汗)

(^^;)


メモ

「DRAによるアーベントロートについてのPDFファイル(22ページ)」
http://www.dra.de/online/hinweisdienste/musik/2006/pdf/abendroth.pdf


だいぶ前にココで、モニューシュコ「ハルカ」序曲
アーベントロート教授が振った時の録音があると知ったのですが、

http://dirigent.blog.drecom.jp/archive/352


それで先日、モニューシュコの序曲集のCD買って聴いたのが、
ワタシがモニューシュコ、でググッたきっかけ。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/44387


メモ

シューマン、ブラームス、ベートーヴェン

PC立ち上げる時間がホント、もう全然無くて
情報載せるのすっかり遅くなってしまいましたが


『 King International × Tower Records  "

スプレマシー・セレクションVOL.2 』



というシリーズで、アーベントロート教授のTAHRAでの既出録音が再CD化されています。


・・・何だかここ数年は既出録音ばかりCD出ますね。
何も出ないよりは勿論歓迎なのですが、ひと頃
TAHRAがドバドバと
アーベントロート教授の初出録音を出してくれていた、
あの頃のドキドキ、ワクワク感が無いのが

どうにも寂しくて仕方が無い。



http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1985913&GOODS_SORT_CD=102

シューマン:交響曲第1番、ベルリン放送交響楽団、1955年9月18日

ブラームス:交響曲第1番、バイエルン国立管弦楽団、1956年1月16日

ベートーヴェン:「エグモント」序曲、ベルリン放送交響楽団、1954年2月13日
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、ベルリン放送交響楽団、1954年2月13日

ヘルマン・アーベントロート(指揮)



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